■デザインメニュー
光背（衛星オプション）
※特注品
■ワイヤー
アルゲンティウムシルバーワイヤー
■素材・サイズ
シーブルーカルセドニー（楕円・カボション）
シーブルーカルセドニー（四角・カボション）
■作品サイズ
55mm × 38mm
■デザインについて
＜事前に頂いたご相談・ご希望＞
・pt134のデザインで作ってほしい
※いりー注釈・石のサイズや形状が異なるため、pt134をモデルとして参考にして製作しました
・石の天地・どちらをメインにするかはおまかせ
＜製作で気をつけたこと＞
・メインの四角のルースは厚みがあったため、爪留めではなく、ワイヤーを上下に渡す方法で固定しました。その際、なるたけ、視覚的にルースを正面から見た時の面積の印象が変わらないように、かつ、ルースが脱落しないワイヤー位置を求めました。
・楕円形の石はほんの少し黄みが感じられる方を下に向けた縦配置、四角形の石も同様に、黄みが感じられる方を下に向け、菱形になるよう配置。
色合いとサイズ感のバランス、光背を配置することを鑑み、どちらを上・下にするかを決定しました、
・モデルとしたppt134は上〜下の順で、サイズの大きな石が配置されている並びになっていますが、今回お預かりした石2点は、正面から見た時の面積がほぼ同じでした。
そのため、作品全体をデザインするにあたり、サイズの強弱をつけることにしました。
お預かりした石は、2点とも透明感と色合いが美しかったため、ppt134をモデルにしつつ、2つの美点を際立たせるようデザインを決めました。
具体的には、下記２点のデザインのアレンジを行っています。
１、中央の石の周囲に配置した光背モチーフは、お預かりした石のサイズに合わせて造形すると、pt134の光背モチーフより大きめになるため、バチカン下に光芒のモチーフを２つとし、ボリュームのバランスをとりました。
２、四角形の石は、楕円形の石より左右対称感が強調されます。そのため、四角形の石の上に添える光芒モチーフは、向かって右でなく中央に配置しました。
石の上に光芒モチーフが重なることで、石の色合い・透明感が強調されることも意図しています。
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